2級鍵師、防犯アドバイザーの高橋と申します。
防犯対策の肝は家にはいられない事です。
空き巣等に一旦入られてしまうと、お金や大事にしている物を盗まれた上に、家の中をグチャグチャにされ、壊された窓やドアなどを直す費用なども発生します。金銭的・物質的損害と他人に土足で入られたという精神的なダメージ、警察への対応や後片付けなどの時間的な損害も大きなものとなります。また、空き巣等に鉢合わせしてケガをしたり、命を失ったり、性犯罪になったりしては、悔やんでも悔やみきれません。
犯罪白書、警察白書、各県警等が発表している空き巣等侵入窃盗や住居侵入など犯人の侵入口は約6割が窓となっています。
防犯に対する情報をお伝えいたします。
窓への侵入対策についてお話をしていきます。
無施錠は論外です。まず鍵を掛けましょう。トイレや浴室など小さな窓も施錠をしましょう。
次に防犯対策をしていない窓への攻撃についてご説明します。
防犯対策されていない窓ガラスですと、ガラスを割ってクレセントを回すとサッシは簡単に開けることが出来てしまいます。
ガラスを割る方法にもよりますが、だいたい2~10秒程度で開けられます。
もともとクレセントは気密性や防音性を高めるもので防犯性のある鍵ではないのです。
また、うちのガラスは網入りガラスだから大丈夫と思われている方も結構多いですね。
網入りガラスは防火用に作られていて、火災の際に、ガラスが飛び散らないようにしたものです。
一般的な透明なガラス(フロートガラス)に比べ、ハンマーやバールなどで叩いた時の音が小さく、ガラスの破片も飛び散りにくいので空き巣犯としてはかえってありがたいガラスになります。
それと、うちはペアガラスだから大丈夫と安心されていらっしゃる方も。でも20~30秒あればペアガラスは開けることが出来てしまいます。
次に、面格子があるから大丈夫と思われているようです。防犯面格子でない場合、2~3分で外してしまうことが出来てしまいます。アルミの格子はある一定以上の力を加えると溶接の部分がちぎれたり、折れ曲がったりします。面格子の過信は禁物です。
2階だから、3階だから大丈夫って思っていませんか?
2階や3階以上でも安心せず、施錠しましょう。
空き巣犯等は雨樋をよじ登ったり、エアコンの室外機等を足場にしたり、ヨドコウなどの倉庫から伝ってきたりといろいろな方法手段を考えてきます。
次回は有効な対策とイマイチな対策についてお話していきます。
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10組様限定で防犯診断を無料で行います。
1 防犯診断を受けるメリット
(1) 空き巣等に狙われやすいかどうかがわかります。
(2) 門・塀、外壁等から侵入予想経路等がわかります。防犯対策案が立てられます。
(3) 玄関扉等の防犯強度や防犯対策がわかります。扉等の鍵の防犯強度がわかり、防犯対策の有無がわかります。
(4) 各窓や面格子(ある場合)の防犯強度がわかります。防犯対策の必要の有無がわかります。
(5) その他、防犯に関する知識や知恵が手に入り、空き巣等の被害からかけがえのないあなたと家族の命・財産を守ることが出来るようになります。
2 防犯診断を受けるデメリット
調査員が家の内外に立ち入ります。(事前に了解を得てから)
打ち合わせや報告等の時間が必要になります。(防犯という重要な内容ですので書面のみの交付等は行っておりません)
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