2級鍵師、防犯アドバイザーの高橋と申します。
防犯対策の肝は家に入られない事です。
家の中で犯人と鉢合わせて殺されたりしたら堪ったものではありません。
例え犯人が捕まったとしても、失われた命や身体・心の傷は元には戻りません。盗まれた物もほとんど戻ってきません。
肉体的、精神的、財産的ダメージを受けないためにも、侵入されにくい防犯設備で侵入窃盗や住居侵入からあなたとあなたのご家族を守りましょう。
窓の防犯対策、効果のある防犯対策とイマイチな防犯対策についてお話していきます。
防犯設備は建物の立地、周辺環境、周辺設備などを考慮して、総合的に考えていく必要があります。例え100均の商品であっても効果がなければ無駄になってしまいます。
鍵をいちいちかけるとか本当に防犯は面倒くさいですね。面倒くさいから、犯人にとっても面倒くさいから侵入を諦めさせるのですね。
1 効果のある防犯対策
窓の防犯対策としては窓の下や周辺に厚さ5cm以上になるように防犯砂利を
敷く。
(1)窓
ア 窓ガラス
(ア) 防犯複層ガラスに交換する。
360ミクロン以上の厚さの防犯フィルムをガラス全面に貼る。
イ 窓の鍵
鍵付きの補助錠を上下に着ける。1個のみ着ける場合には上側に着ける。クレセントはダイヤル鍵付きクレセントにする。
ウ 面格子
防犯面格子にする。または防犯対策を施す。
エ センサーライト
通りに面した壁などでは防犯効果が得られる。
2 イマイチな防犯対策
(1)砂利
ア 建設用砂利:防犯用砂利と比べると音が小さい。
イ 防犯砂利:1~2cmなど薄く敷くと所望の効果が得られない。
(2)窓ガラス。
ア 網入りガラス:防火用ガラスであり、防犯強度は一般的なフロートガラスと変わらない。打撃をされた時にはフロートガラスより音が小さい傾向にある。
イ ペアガラス:フロートガラスが2枚使われているので犯人からするとガラスを2回割らなければならなくなる程度で防犯性能は低い。
ウ ガラスフィルム:飛散防止用フィルムや遮光フィルムなどの薄いフィルムは打撃や焼き破りの熱に弱いため、防犯性能は低い。ガラスの一部に防犯フィルムを貼っても打撃に対しては弱い。
(3)窓の鍵
ア 補助錠:100均等の固定するだけのもの(ないよりまし程度)
イ クレセント:レバーを固定するだけのもの
(4)面格子
防犯性を強化していない面格子は簡単に外されてしまう。
(5)センサーライト
通りに面していないセンサーライトは犯人を助ける照明にしかならない。
3 防犯診断を受けてみませんか?
今月10組様限定で防犯診断を無料で行います。
(1) 防犯診断を受けるメリット
ア 空き巣等に狙われやすいかどうかがわかります。
イ 門・塀、外壁等から侵入予想経路等がわかります。防犯対策案が立てられます。
ウ 玄関扉等の防犯強度や防犯対策がわかります。扉等の鍵の防犯強度がわかり、防犯対策の有無がわかります。
エ 各窓や面格子(ある場合)の防犯強度がわかります。防犯対策の必要の有無がわかります。
オ その他、防犯に関する知識や知恵が手に入り、空き巣等の被害からかけがえのないあなたとご家族の命・財産を守ることが出来るようになります。
(2) 防犯診断を受けるデメリット
ア 事前に了解を得て、調査員が家の内外に立ち入ります。
イ 打ち合わせや報告等の時間が必要になります。(防犯という重要な内容ですので書面のみの交付等は行っておりません)
あなたとあなたのご家族に安心・安全な暮らしを。株式会社幸せ届けたい
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