侵入窃盗(空き巣等)や住居侵入にあった時の対処法

2022/09/18
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侵入窃盗(空き巣等)や住居侵入にあった時の対処法

 

1 外出や仕事から帰って来て玄関のドアを開けたら、知らない人が家にいたなんてびっくりしますよね。突然のことなので大きな声を出せば良いのか、逃げたら良いのか、犯人を捕まえたらよいのか?頭が真っ白になってしまうかもしれませんね。

2 そんなことが起こっても、事前にどうすれば良いのかを考えたり、家族等で予行演習をしておくととっさの判断や行動ができるようにしておきませんか?

3 防犯アドバイザーであり、鍵師の私は、お客様から料金を頂だいて、開錠の依頼を受けるたびに空き巣犯等と同じように鍵を開ける方法を検討し、鍵が開けられない場合は、その他侵入方法がないかの検討をしてお客様のご要望を叶えるべく努力しております。

4 侵入窃盗犯等とばったり出くわした場合にどうすれば良いのか?

家に帰ったら、空き巣に入られていた、どのような対応を行うべきなのか?について知ることが出来ます。

5 被害後の対処法を身につけることで、いざという時に安全な対応をすることが出来るようになります。また、警察がどのような対応をするのか、実質的な経済的被害を軽減する方法にも触れていきます。


防犯対策が本当に重要ですが、いざ泥棒に入られてしまった場合、どうすれば良いのか普段から考えておくことが大事です。

もしかして泥棒に入られたかも?と感じたら。

窓ガラスが割れてた。玄関ドア、勝手口などの鍵が壊されていた。ドアがこじ開けられていた。などの通常とは違う状況を見つけた時は、その場で110番通報しましょう。

家に入って中の状況を確認しようとしてはいけません。また、不用意に家の中に入って犯人と鉢合わせして、ケガをしたり、命を失っては元も子もありません。例え犯人がいても捕まえようとはせずに警察に連絡することです。先ずは、自分の身を守りましょう。

もし、窓ガラスが割れていただけなら、「お騒がせしました。」の一言でいいのです。

なぜ、犯人を捕まえようとしてはいけないのでしょうか?

もし、外国人窃盗団だった場合は、複数の人員で犯行に及ぶことが多いうえに凶器を持っていますので殺されてしまいかねません。

「居空き」家人がリビングなどで食事やだんらんをしている間に寝室などに侵入して窃盗を働くこと。

「忍び込み」家人が寝ているすきに窃盗を働くこと。

居空き犯や忍び込み犯は家人(住人)と鉢合わせするリスクが高いことから、空き巣犯に比べ凶器を持っていることが多いようです。

犯人が知り合いだった場合には口封じのために、襲われる危険性が高まります。

室内で侵入犯と鉢合わせした場合には、速やかに室外に逃げて身の安全を確保しましょう。

ケガをしてしまうと痛みは自分持ちですし、治療のための時間やお金も必要になります。

警察への連絡の次に旦那さんや奥さんなどご家族にも連絡しましょう。場合によっては会社等の上司に報告しておいた方が良いこともあります。(警察等への対応や片付け、被害の復旧のため、仕事を休む必要が出てくることも多いです)

被害状況(壊された状況等)を写真に撮っておきましょう。

火災保険や盗難保険の請求の際に役に立ちます。警察には盗難届を提出しましょう。保険会社(代理店)には受理番号が必要になります。

アパートやマンションなどの賃貸物件にお住まいで家財保険のみにご加入されている場合でも保険金が出る場合がありますので管理会社等に相談してみましょう。

賃貸住宅にお住まいの場合は速やかに管理会社に連絡をして壊された鍵、窓ガラス、ドアなどの修理を依頼しましょう。

自己所有のご自宅の場合は、鍵屋、ガラス屋、リフォーム会社などへの連絡が必要になります。

警察が帰った後に後片付けや清掃が必要になります。

ガラスは段ボールやベニヤ板などで補強してしのぐことになります。

念のために、銀行、クレジットカード会社にも連絡をしておきましょう。

クレジットカードが不正使用された場合の補償を受けるためにも速やかに通知が必要です。

そのため、新しいクレジットカードが発行されるまでクレジットカードが使えなくなります。

健康保険証もなくなっている場合には、再発行の手続きをします。

建物の被害や盗難の被害に対して、確定申告をすることで雑損控除になります。早めに税理士や税務署に相談してみましょう。


侵入窃盗等の被害にあった際にやることについてお話をさせて頂きました。

読者の皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。

防犯対策をしっかり行って空き巣犯等を家の中に入れさせないのが一番です。


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防犯診断を受けるメリット

防犯対策の必要の有無がわかります。

必要な場合にはどのような対策が必要で、概ねどのくらいの予算が必要かわかる様になります。

(対策工事の押し売りは致しません)

デメリット

調査員が事前のご了承を受けてご自宅の内外を立ち入らせていただきます。

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